品質記録の納品イメージ
Evidence Pack は、
「何を確認したか」を1件分にまとめる記録です。
工程写真だけを大量に並べるのではなく、案件概要、工程ごとの確認記録、使用材料、 指摘・是正履歴、完了時の記録を、後から追える形に整理することを想定しています。
このページは実施工事例ではありません。
JPconstが想定する納品形式・記録項目を説明するためのサンプルです。 実在する顧客、物件、施工会社、施工実績、合格結果を示すものではありません。 実案件では工種・契約形態・施工会社・必要資格・現場条件に応じて内容を調整します。
1. Scope Summary
最初に「何の工事で、誰が何を担い、何を記録対象にするか」を明確にします。 施工主体や責任範囲をEvidence Packだけで決めるものではなく、契約・発注条件と整合させて整理します。
案件情報
案件ID / 物件種別 / 地域 / 工種
施工体制
契約主体 / 施工主体 / 連絡窓口
対象範囲
工事範囲 / 対象外 / 追加工事の扱い
確認計画
Photo Gate / 必要写真 / 確認担当
予定工程
着工予定 / 主要工程 / 完了予定
必要条件
資格・保険・メーカー仕様等の確認項目
2. Gate Checklist
各工程で「必要な証拠がそろっているか」「未確認事項が残っていないか」を一覧化します。 下記は構成例であり、すべての工事に同じ8ゲートを機械的に適用するという意味ではありません。
3. Required Photo Set
写真には、工程名・撮影対象・必要な角度や比較条件を紐づけます。 「写真がある」こと自体ではなく、必要な確認に使える記録になっているかを重視します。
| 項目例 | 確認したいこと | 記録方法 | 状態 |
|---|---|---|---|
| 施工前全景 | 着工前の状態 | 指定方向からの全景 | 確認対象 |
| 下地処理 | 処理前後の差 | 可能な限り同一箇所・同一角度 | 確認対象 |
| 使用材料 | 製品・仕様の識別 | ラベル等が読める写真+記録 | 案件別 |
| 是正箇所 | 指摘が修正されたか | 是正前後を対応させて記録 | 発生時 |
※ 写真だけでは判断できない品質・法令・構造上の確認は、必要に応じて施工会社の記録、メーカー仕様、現場確認、資格者確認等を組み合わせます。
4. Correction Log
問題が見つかった場合は「指摘した」で終わらせず、何を直し、どの証拠で再確認したかをつなげます。
STEP 1
指摘内容
確認箇所・不足・不具合などを文章で記録
STEP 2
指摘時の証拠
該当箇所の写真番号または記録番号
STEP 3
対応内容
施工側が実施した是正内容
STEP 4
是正後の証拠
同じ箇所の再確認写真・記録
STEP 5
確認状態
未確認 / 再確認中 / 確認済み
5. Material Record
案件で確認が必要な材料について、名称・用途・記録写真・関連仕様などを整理します。 材料の適合性判断をEvidence Packだけで代替するものではありません。
製品・材料
記録フィールド
使用箇所
記録フィールド
仕様確認
案件別に設定
証拠
写真・書面等
6. Completion Evidence
最後に、必要な工程記録、未解決事項、是正履歴、完了時写真などをまとめます。 「すべて問題なし」と自動的に保証する書類ではなく、実際に確認できた事実を残すための記録です。
Evidence Pack の最終構成例
- — Scope Summary / 施工体制と対象範囲
- — Gate Checklist / 工程ごとの確認状態
- — Required Photo Set / 工程写真・記録番号
- — Correction Log / 指摘・是正・再確認
- — Material Record / 必要な材料記録
- — Completion Evidence / 完了時の記録
- — 未確認・対象外事項がある場合は、その状態も明記